国家とは?

ホームページをリニューアルするに当たり、アドバイザーさんから「コラム欄を設けては?」とご提案いただき、そもそも”言いたがり”なので二つ返事でお願いしましたが、そのままで今日に至りました。

本来は弊社の業務に関する話題について書くべきで、初回ですので特にそうなんでしょうが、ちょっと違った視点で書かせていただきます。

今日、たまたまYouTubeで上間綾乃さんの島唄ウチナーグチバージョンを視聴しました。素晴らしい歌声で心に染みるものでしたが、歌詞は全く理解できません。そこで、はて?、と思った次第です。

沖縄は、本島は勿論、宮古島、石垣島、西表島と、十回以上訪れ、気持ち良い時間を過ごさせていただき、我が国が世界に誇れる地域と認識していました。が、しかし。ウチナーグチは全く理解できません。私が受けた教育では、国家は、民族、言語、宗教などを元に設立された、とのことですが、なら沖縄は?、と改めて思いました。

21世紀になっても、悲しいことに、そして驚くべきことに、戦争が勃発しています。それぞれ、国家としての主権、アイデンティティの主張が根っこにあると思います。一方で我が国は、島国根性、閉鎖的、排他的との批判の声もありますが、本当にそうなのでしょうか?。我が国が他の国と文化的、経済的あるいは軍事的に隔離されたのは、幸いに島国であった特殊性からです。しかしながら、沖縄の例もそうですが、昨今増加している海外からの移住者への対応を見ていても、必ずしも我が国が海外の方々に対して排他的であるとは思えません。今後ますます国際化が進むでしょうし、多様性がもたらすメリットを勘案しますと、色々な国から我が国に定住して下さることは喜ばしいことだと思います。魅力ある国家にすることも大事な国家戦略です。勿論、受け入れのルールなどは重要であり、それは政治的、行政的判断です。