創業記念学術集会の募集を開始します → 成功裏に終了しました!
ご挨拶
主催:合同会社メドテックコンサルティング
共催:合資会社ディ・スリー研究所
皆さまの温かいご支援を頂き、令和5年3月30日、合同会社メドテックコンサルティングを創業することができました。詳しい事業内容は弊社ホームページ(https://medtech-consulting.jp)をご覧いただくとして、私の30年以上に亘る応用化学を基盤とした研究開発の経験を元に、日本の優れた科学技術を社会実装するお手伝いをさせていただきたいと考えております。とりわけ医療分野へ進出するためには、我が国ならではの特殊性を理解した上で研究開発戦略やビジネスプランを構築しなければならず、この点が我が国の医療分野が欧米に後れを取っている原因の一つと考えております。
ES細胞やiPS細胞といった幹細胞に関する研究が世界中で盛んになり、医療目的のみならず、産業利用も盛んになっていますが、我が国では初代細胞が入手しにくい現状があり、幹細胞に関する研究の中身が欧米と比べてやや異質となっていることは否めません。私は前職(産業技術総合研究所)において、微力ながら何とか我が国でも医療廃棄物からの初代細胞入手の道筋が開けないか腐心して参りましたが、力及ばす時間切れとなってしまいました。このたびメドテックコンサルティングを創業するにあたって、零細企業の身でどれだけのことができるかはわかりませんが、これをライフワークとして続けたいと思います。
メドテックコンサルティングの創業を記念し、皆様方の今後のご支援をお願いするために、「産業分野におけるヒト細胞の利活用推進のために」をテーマとした学術集会を開催させていただきます。幸いにして、このテーマについてお話しいただける国内で最も適した先生方にご講演をお引き受けいただけました。講演終了後にネットワーキングを催しますので、お時間が許す方は、是非ご参加下さい。また、協賛や企業展示等、皆さまのご支援を是非お願いしたいと存じます。開催趣意書をご用意していますので、ご興味ある方はご検討いただけますと幸いです。
令和 5年 4月吉日
合同会社メドテックコンサルティング
代表社員 金森 敏幸
概要
テーマ | 産業分野におけるヒト細胞の利活用推進のために |
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開催日時 | 2023年7月3日(月) |
会場 | タワーホール船堀(東京都江戸川区船堀4丁目1-1) |
参加費 | 無料(ただし、合同会社メドテックコンサルティングのホームページより事前登録が必要)
※ネットワーキングにつきましては、学生さんの参加はご遠慮ください |
プログラム概要 |
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定員(申し込み順) |
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ポスター発表受付 | 本学術集会のテーマに関する研究開発成果の発表を広く募集します。(募集は終了しました。) |
企業展示等 | 企業展示や要旨集への広告掲載、協賛をお受けいたします。詳しくは「開催趣意書」をご覧下さい。
申し込みには「申込書」をご利用ください。 |
プログラム
9:00 | ご挨拶および記念講演 | 「産業分野におけるヒト細胞の利活用 ~医療から宇宙まで~」 金森 敏幸(メドテックコンサルティング) |
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9:40 | 基調講演1 | ヒト多能性幹細胞を用いた生体模倣システム 梅澤 明弘(国立成育医療センター研究所) |
10:20 | 基調講演2 | 創薬で使用する際における”良い細胞”とは何か? ~ 初代培養ヒト細胞利用の課題と期待 ~ 吉里 勝利(大阪公立大学大学院医学研究科) |
11:00 | 基調講演3 | 薬物の体内動態・毒性評価におけるヒト由来組織検体活用の強み 前田 和哉(北里大学薬学部) |
~ 昼休み ~ | ||
13:00 | 基調講演4 | Context of Useに基づく臓器特異的機能をもったMicrophysiological Systems (MPS)の開発 石田 誠一(崇城大学大学院工学研究科) |
13:40 | 基調講演5 | 生体模倣システムの医薬品の研究開発への活用; The Beyond Animal Models 田端 健司(アステラス製薬ディスカバリーインテリジェンス) |
14:20 | 基調講演6 | 細胞を育む楽しさ・難しさ 紀ノ岡 正博(大阪大学大学院工学研究科) |
15:15~16:45 (会場:1階展示ホール1) |
ポスターセッション・企業展示 | |
17:00~19:00 (会場:2階福寿の間) |
ネットワーキング |
ポスターセッションプログラム
[1] In vitro試験による食品関連化合物のヒト体内動態予測 |
北口 隆 日清食品ホールディングス(株)グローバル食品安全研究所 |
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[2] 96ウェルプレートを用いた収縮力評価系の構築と抗筋萎縮化合物の開発 | ○清水 一憲・秋山 裕和・本多 裕之
名古屋大学大学院工学研究科 |
[3] iPS細胞培養における撹拌翼形状最適化のための数値解析 | ○水上 湧斗・嶋 啓佑・岡野 泰則
大阪大学大学院基礎工学研究科物質創成専攻 |
[4] hiPSC 由来オルガノイドを用いた腎近位尿細管モデル | Ramin Banan Sadeghian1・Cheng Ma1・髙田 裕司1 ・荒岡 利和2・髙里 実3・○横川 隆司1 1: 京都大学大学院工学研究科 2: 京都大学iPS 細胞研究所 3: 理化学研究所生命機能科学研究センター |
[5] ヒト空腸スフェロイドを用いたセロトニン(5-HT)放出評価系の構築と薬剤誘導性悪心・嘔吐のリスク評価に向けた基礎検討 | 橋本 芳樹1・○前田 和哉1,2・下村 治3・宮﨑 貴寛3 ・橋本 真治3・小田 竜也3・楠原 洋之11: 東京大学大学院薬学系研究科 2: 北里大学薬学部 3: 筑波大学医学医療系 |
[6] 生体膜状組織培養のための支持膜の物質透過性 | 金森 敏幸
(合)メドテックコンサルティング |
[7] ヒトiPS細胞由来脳毛細血管内皮細胞を用いたBBB-on-a-chipの開発 | ○竹内 規晃1・西川 斗偉1・坡下 真大1,2・岩尾 岳洋1,2 ・常喜 祥子3・広瀬 賢一3・山中 誠3・小柳 博3 ・畠山 健治3・松永 民秀1, 21: 名古屋市立大学薬学部 2: 名古屋市立大学大学院薬学研究科 3: ウシオ電機(株)事業創出本部 |
[8] グリア創薬への応用を目指したヒト不死化アストロサイトの活性化プロファイルの解明 | ○根岸 由佳1・長谷川 理歩1・高崎 桃花1・長島 駿2 ・馬場 知代1・森尾 花恵1・降幡 知巳11: 東京薬科大学薬学部 2: 東京薬科大学生命科学部 |
[9] ヒト多能性幹細胞から作製する腎臓尿細管及び膀胱上皮組織 | 髙里 実
理化学研究所生命機能科学研究センター |
[10] 環状ペプチドのBBB透過性評価における階層スフェロイド型ヒト血液脳関門モデルの有用性 | ○大木 聖矢1・磯貝 隆斗1・坂井 温斗1・森尾 花恵1 ・伊藤 慎悟2・大槻 純男2・降幡 知巳11:東京薬科大学薬学部 2:熊本大学大学院生命科学研究部 |
[11] 小腸-肝臓連結デバイス(MS-plate)を用いた医薬品相互作用評価法の確立 | ○北村 瑞基・岩尾 岳洋・松永 民秀
名古屋市立大学大学院薬学研究科 |
[12] ヒトiPS細胞由来小腸上皮細胞に対する二糖分解酵素活性評価 | ○邹 庆香・白井 晃太郎・岩尾 岳洋・松永 民秀
名古屋市立大学大学院薬学研究科 |
[13] ポリスチレン培養皿上に構築した重力駆動・電動アシスト式マイクロ流路 | 小田 泰楽1・小島 大務1・岡本 大河1・Nuttakrit Limjanthong1・〇大沼 清1, 2 1: 長岡技術科学大学生物機能工学系 2: 長岡技術科学大学技術科学イノベーション系 |
[14] 細胞培養環境維持を実現するオンチップポンプ型Microphysiological systemの開発 | ○宮下 創・榛葉 健汰・木村 啓志 東海大学 |
[15] 肝代謝を伴う薬効・毒性評価試験へのオンチップポンプ型多臓器生体模倣システムの活用に向けた検討 | ○榛葉 健汰1・中村 寛子1・西川 昌輝2・酒井 康行2・木村 啓志1 1: 東海大学 2: 東京大学 |
[16] Synergism between vitamin D3 and Valproic Acid on iPSC-derived enterocyte maturation | Sylvia Leo・白木 伸明・○粂 昭苑 1: 東京工業大学生命理工学院 |
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